カンゲキ記

夢のひとときに感謝

赤と黒 サムライ魂 千穐楽

6月21日東海市芸術劇場での大千穐楽おめでとうございます!

集大成らしい素敵な舞台を拝見でき、とても幸せな時間を過ごすことができました♪

・・・最初の発表から演目変更があったり色々とハラハラした公演
ではありましたが終わりよければ全て良し???(^^;
(あ、最終日は柘植さまの襷が赤になってました)

色んな意味で思い出に残る観劇となりましたよぉ(笑)

大楽では舞台からとても近いお席だったので、立ち回りの迫力が凄くって。
こんなに間近で合田さんの美しい太刀筋が拝見できて、一時も見逃したくないけど
ドキドキしちゃって直視できない、でもしっかり目に焼き付けたい・・・
非常にせわしない心持ち、そしてふわふわとした夢見心地。
竜宮城での浦島太郎はこんな気持ちだったのかしらん(笑)
あの高揚感は忘れられないよね!そりゃ、あわよくばまた・・・と玉手箱を開けちゃう
気持ちもよくわかります。現に、舞台と聞いたらすぐホイホイされる私です(^^;

里見さんが「こういう時代劇の舞台をできる機会がなかなかない」と
おっしゃってましたが、見たいと思っている人は沢山おりますので!
見る側だけでなく、役者さんやスタッフさんの技術を次代に繋げるためにも
見ごたえのある王道時代劇作品の登場を心待ちにしております。
(次は池田先生のホンで見たいなぁぁぁぁぁ。確か時代劇ではなかったけど
 以前ふぉ~ゆ~さんの舞台も書いていらっしゃるし。このキャストで池田先生の
 時代劇・・・絶対面白いと思うのです!)

今回は何より、里見さんと合田さんが再び時代劇で同じ板の上に立って
いらっしゃるという事、そして幸運にもそれを拝見できましたこと。
百年に一度の秘仏御開帳に匹敵するありがたさでございました(-人-)ナムナム

 

あと、ちょっと残念なこともありました。
一応書いておきます。

舞台の真下に、こんもり膨らんだスーパーのレジ袋?(白いビニール袋)が
置いてありまして・・・幕間に気付いたんですけど。
ちょうど客降りでお芝居をやる付近。
道具類だかバミテだかが入った袋をスタッフさんが忘れたのかな?と思ってました
(いや、文化祭の出し物じゃないんだからそんな事あり得ないんですけどね・汗)
気になってチラチラしてたんですが、誰も引き上げる様子もないし、要るものなのか
ゴミなのかもわからない。こんな丸っと大きめなレジ袋を客席に持って入るお客さん
もいないだろうし、居たとしてもそんな舞台の真下に置いたりしないだろうと。
客席係のスタッフさんも回ってこないし、どうしたもんかと思っているうちに5分前の
ブザーが鳴りまして・・・結局、スタッフさん捕まえに行って対応して貰ったんですけどね。

結果、お客さんの私物でした(大汗)

しかも対応してくださったスタッフさんに「置いちゃダメなんですか?」と
聞いていらっしゃいました(涙)

ダメ!絶対!!

例え客降りのない舞台であっても、舞台の真下に私物を置くのはお芝居を
している演者さんに対しても観客に対しても失礼です・・・きっとその場でダメな理由は
ご理解されたと思いますので、今後ご観劇の際にはそのようなことのないよう・・・
あと、カサカサと音のするレジ袋はできれば客席内にお持込みのないよう・・・
大抵の劇場にはロッカーがございますので・・・
よろしくお願い致します。

それから・・・客降りの場面があるのに通路確認をしないのは

ダメ!絶対!!

係員による導線確保作業は必須ですよ。

もちろん演者さん達は場数を踏んだプロでいらっしゃるので、その場の機転で
難なくお芝居をされるのだと思いますが、演者さんやお客さんの怪我に繋がり兼ねないですし、
万一、置かれているのが物騒なものだった場合、とんでもないことになってしまいます・・・
昨今はイヤな事件もありますから・・・
観客を信頼してくださっているのかな?なんていい方向に捉えることも
できるかもしれませんが、注意を払いすぎるなんてことはないと思うのです。

今回の舞台が大団円。笑顔の終幕となって本当にホッとしております(^^;


「誰一人欠けることなく・・・」

演者さんがご挨拶でよく言われる言葉。

昔はそんなの当たり前のことだろうなんて簡単に思ったりもしていましたが、
それがどんなに貴重でありがたいものか、演者さんやスタッフさんの努力の賜物であるか
近年痛感しております。