カンゲキ記

夢のひとときに感謝

第7回 小田原 パリ祭

パリ祭は、7月14日のフランス革命記念日巴里祭)にちなんで
シャンソンを愛する歌手の皆さんが一堂に集うコンサート。

その小田原公演にて合田さんがシャンソン初挑戦をされるとの事で、
胸をドキドキさせながら行って参りました!
シャンソンのコンサートは、一昨年のシャンシャンシャンソンフェスティバル以来。

色鮮やかなシャンソンの数々から今回はどんな曲が披露されるのか、
そして合田さんはどんな歌を歌われるのか……
それはそれは楽しみにしておりました。

 

結論から申し上げますと、もうもうもう!楽しすぎて素敵すぎて
幸せすぎるひとときでしたーーー!!

会場いっぱいの小田原マダムと共に夢の時間を過ごしました(笑)


合田さん、初シャンソンとは思えない!すっごくすっっっっごく
素敵な歌声とパフォーマンス。

はぁぁぁぁ、凄かったです。カッコよすぎです……ヤバイ(語彙力喪失)

伸びやかで甘やかな声がシャンソンにピッタリでとっても心地良くて。
舞台上を軽やかに縦横無尽。階段も颯爽と駆け上がる姿は何とも華やか。
スキャット部分もカッコイイ!

キラキラオーラが大爆発(笑)

合田さんは『サンジェルマンへおいでよ』という、パリ6区サンジェルマンに集う
若者の姿を描いた曲を歌われました。毎日新聞のインタビューで語っていらした
早大時代のお姿や、以前ご出演された『さよならソルシエ』の世界観が重なるような
若さ特有の熱を帯びた歌詞とリズミカルさが魅惑的なシャンソンです。
爽やかさの中に熱っぽさを湛えた歌声に、その情景が鮮やかに広がりました。

まるでお芝居を観ているかのように、歌の中の物語を視覚的に感じられる気が
するのは、私的にシャンソンの面白いところ、好きなところです。

シャンソンフェスティバルの松村雄基さんもそうでしたが、役者さんが歌われると
やはりそういう部分が巧みだと感じます。

スペシャルディナー』での謎の演歌(笑)や、『旦那様は狩りにおでかけ』
さよならソルシエ』でのワンフレーズ、合田さんが劇中で歌われる姿を
拝見した事は幾度かありますが、歌手としてステージに立たれる姿は初めて。

(あ、水戸黄門の舞台で主題歌を歌われたのは拝見してますね!)

もっともっと合田さんのお歌聞きたいなぁ、もっと色んな方に聞いて
いただきたいなぁと思いますので、来年のパリ祭も是非!
次は、一曲と云わず、二曲、いや三曲!!(^^;

シャンソンに限らず、また素敵な歌声を聞かせていただける機会があると
嬉しいなぁと思います♪


もちろん、全ての歌い手さんを堪能しました。

特に印象に残っているのが、上村マキさんの『世界の果てに』
壮大なストーリーをパワフルな歌声で歌い上げられる凛とした姿が
とても美しかったです。

平尾泰子さんの『大根役者』
おかしみの中に漂うそこはかとない哀愁。平尾さんのハリがあって
どこか可愛らしさを感じる声に、主人公の懸命で憎めない姿が浮かんできました。


そして、ゲストの神野美伽さん、高畑淳子さん、合田さん、
司会進行も務められたリンダさんとROLLY

この5人の方のオーラ、魅せ方、観客の心をグッと惹きつける技量の
凄さはさすがとしか言いようがありません。

ROLLYエレキギターを奏ながらのシャンソン
相対する二つのように思えますが、彼の魔法にかかるとアラ不思議。
ぴったりマッチしてめちゃめちゃカッコイイ!
再び、このパフォーマンスを拝見できて楽しかったぁ~♪


色とりどりの個性を懐深く包み込むシャンソン
身も心も酔いしれた7月の夜のでございました♪