舞台『幽★遊★白書』ライブビューイング
それは、中学生の私を清く正しい? オタクの道へ導いてくださった因縁深き作品(爆)
興味の対象は変われど、 幽白で培われた精神は未だ私の中に深く深く根を張り、
幽白め……(爆)
さて、 その幽遊白書が舞台化されると云うニュースを聞いたのが初夏頃だった でしょうか?
昨今、往年の名作漫画の舞台化が続いていますが、 とうとう幽白も舞台化か!と
懐かしく嬉しい気持ちになりました。
さすが人気のキャストさんが名を連ね、 チケット争奪戦も激しくなりそうだなぁと
動向を見守るに留まって いたのですが、ゲネプロのコエンマ様の写真を見て、
これは…… 新しい何かがある。新しい幽遊白書の世界があるのでは…… と
居ても立ってもいられない気持ちに駆られたものの時すでにおす しですよ、えぇ。
案の定チケットは既に完売しておりました……( 喜ばしいことです!!)
幸いライビュのチケットは購入できたので、 大千穐楽をスクリーンを通して
ではありますが、 拝することがかないました。
生身の役者さんたちが大好きなキャラクターに命を吹き込んで体現 している様は、
なんだかくすぐったい気分。 キャストの皆さんは総じて表現力も身体能力も高く感心しきり。
幻海サマの七変化!(笑)本当にお疲れ様でした。大奮闘素晴らしかった!
剛鬼が後半ジョルジュ的なキャラに転じたのは可愛くて楽しかった です。
コエンマ様のお守役として続投を願います(笑)
舞台化の報を受けた際、 この舞台の肝はぼたんを演じる役者さんになるだろうと思いま した。
原作でもアニメでも皆の女房役である彼女の存在なくして幽白の世 界観は有り得ない。
大変重要な役どころです。
そのぼたんちゃんが、あのぼ たんちゃんそのものでした!!深雪さん(ぼたん役の声優さん) に科白の間合いや緩急が
似ているという理由ではなく( それももちろん凄い事ですが)演じる平田裕香 さんの中に
幽助や彼を取り巻く人々を思い遣る優しさやコエンマ様 との信頼関係を示す
絶妙な空気感など、 ぼたんちゃんの心をしっかりと感じることができたからで す。
ストーリーは原作にとても忠実でした。
ひたすらに原作と同じ世界が広がっていました。
(TOWSHOTを時間経過の一コマとして冒頭に持ってきたのも勿体なかった……もっと奥行きを
持たせられるエピソードなのに^^;)
原作の世界観を守るというのはメディアミックス化する際の大前提 だとは思いますが、
それが原作物の映像化や舞台化の意義、 醍醐味だと思っているから。
新しい視点で捉えた幽遊白書の世界が見たかった〜。
この界隈はそれが歓迎されない向きがあるのも解っているし、
でも、 続編があるとしたらもっと冒険したストーリーを期待したいし、
例えそうしたとしても原作の世界観をしっかり守れる座組だと思うので!!
そして……鈴木拡樹くんの妖狐蔵馬が観たいので、 そこは何卒宜しくお願いいたします(^^;
大変だけど、秀一から妖狐への早替え…… 観たいよねぇ(爆)